9月1日 防災の日に①
9月1日は、1923年の関東大震災発生の日から100年にあたる日でした。
関東大震災は、死者・行方不明者10万5千人を数える、明治以降の日本の自然災害としては最大の被害をもたらした震災です。
私が被災したのは、1995年1月17日5時46分に発生した阪神淡路大震災でした。
当時愛媛に出張中の私は、震度3の揺れで目を覚ましました。数分後に宿舎の固定電話が鳴り(まだ携帯電話が普及していなかった)、妻から神戸の揺れが、戸棚が倒れる位であること、7階マンションのベランダから海に向かって何本も煙の柱が見えることを聞きました。
回らぬ頭で、ガスの元栓を閉め、ブレーカーを落とすこと。安全に移動できる様であれば、裏六甲の実家に車で向かうよう伝えました。