ゴジラ-1.0

昨日「ゴジラ-1.0」を観てきました。

本作のゴジラは原点にかえり、無慈悲かつ暴力的な生物としてのゴジラです。
過去作のように、人類の味方であるはずはなく、モスラにやられる弱さもなく、変態をすることもない、あくまで人類にとって純粋な恐怖としての存在です。

戦争で肉親を奪われ、心に深い傷を負い疲弊した日本人が、よろよろと起ち上がり始めたときに、ゴジラは出現し、復興の希望を抱く人々の命を躊躇なく蹂躙します。
武力を放棄し無力の日本国、米国にも見放された日本人は如何にして、ゴジラと対峙するのか。

神戸が生んだ稀代の映画評論家は、こう解説したかもしれません。

「怖いですねえ、恐ろしいですねえ、でもこれがゴジラですねえ。」