9月1日防災の日に⑥
日本で初めての、近代的な大都市における直下型地震から28年。
神戸の街並みは、落ち着きを取り戻し、私の子供たちを含め若い年代は、両親や祖父母から話を聞いたり、インターネットや学校の授業で、そのことを知る世代となりました。
「備えあれば憂いなし」という諺がありますが、自然災害しかも大地震の場合にあっては、「備えあっても憂いあり」だと思います。ただ、心的、物的な備えを行うことで憂いを小さくすることは、出来るはずです。
少なくとも、青天の霹靂に、ただ茫然と立ち竦むしか術がなかった28年前の私たちより、ずっとましな対処が出来ると信じます。
私もあと数年で還暦を迎える歳になり、自分なりに体験したことを次世代に伝え、微力ながらお役に立てればと思うようになりました。
来春、2024年4月1日から全ての介護保険事業者及び障害福祉事業者には、災害に備えるためのBCP(業務継続計画)の作成と運用が義務化されます。
現在、弊所では、BCP(業務継続計画)の作成支援を行っています。 立地、建物、事業規模など環境の異なる事業者の方々へ、少しでも有効なBCPをお届けするため、日々奮闘中です。